2級試験の過去問分析(学科)

こちらの章は、3級を合格された方以上を対象に記載しておりますので、初学者の方にはいきなり沢山の専門用語が出てきて読みずらくなっていますが、予めご了承ください。

こちらの章は、掲載資料が多いためサイドメニューを削除しております。ページの途中で他のページへジャンプしたいときは、ヘッダーとフッターに誘導タッグを添付しておりますのでご利用ください。

対象期間は,2018年1月から2020年1月までの7回分で、2020年9月実施以降分は含んでおりません。

学習の流れと「過去問学習」の重要性

前書き

ここでの資料は、講師が2級講座を進行する際に使用するために作成した資料ですので、まだ受講前の皆様は、ざっと目を通しておくだけでよろしいのでないかと存じますここでは、2級講座受講に当たり、どのような学習をしていくのが効率的であるかを、ご紹介します。

学習の流れ⇒前半知識編(基礎編)

24回コースの内19回までは知識編の基礎コースで、この間テキスト中心の講義になります(但し、一方的に話を聞くだけの授業ではなく質疑応答を交えての内容で、常に双方向の講義進行です)。講義の前後に皆様は予習と復習をなさるのですが、復讐は一度テキストを読んだら、即テキストに掲載されている基本問題と付属の問題集をやってください。頭の中で理解してもすぐ忘れます。忘れない内に、できるだけたくさんの問題をこなしてください。問題を解きながら覚えた知識は身につきます。お仕事の合間で大変でしょうが、講義は週に1度です。残りの6日間は全部予習と復習の為の時間です。寸暇を惜しんでテキストと問題集を繰り返し学習してください。「ローマは一日でならず」「受験に王道なし」の例え通りです。基礎コースを終えるころには、概ね2級全体の必要な知識を身に付けておられることになります。(問題集の問題は2~3回くらいやるようにしてください)

講師は授業進行中折に触れ頻出問題がどこかを強調します。その時この過去問分析が役に立ちます。授業の時間の割り振りは、本番の出題問題に比例して行うつもりです。

学習の流れ⇒後半応用編(過去問演習)

テキストと演習問題での基礎学習を終えたら次に進むのが、応用編の過去問の学習です。技能検定のみならずあらゆる資格試験において重要なのが過去問の学習です。いくら正確な知識を身に付けても限られた時間で沢山の問題をこなしていくのに欠かすことができないものです。資格試験には必ず出題傾向があります。基礎知識の確認を兼ねて必ず実施してください。

過去問の問題集はFPK研修センター発行のものを使います。この会社は、日本FP協会の認定教育機関でもあるのですが、ここの発行している過去問が一番充実しているのではないでしょうか。
但し授業ではこの問題集を使いません。授業では講師が選んだ過去問を宿題として渡しますので自宅で解いてください。そして授業ではその答え合わせを行います。科目ごとの問題で、過去問に沿った問題です。

それではこれから一緒に過去問を見ていきましょう

データの見方

  各科目とも次の5項目で構成されています。
           ➀前書き
           ➁科目出題リスト(資料1)
           ➂テキストの章ごとの出題問題数(資料2)
           ④テキストと出題問題の比較(資料3)
           ⑤科目のまとめ

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    資料1-FP2級過去問科目出題リスト
    ・2018年1月~2020年1月までの計7回を科目別に表示しています。技能試験は年3回実施されるので,7回は2年強分です
    ・科目の順番は、ライフ・リスク・金融・タックス・不動産・相続の順番で、問題数は各10問で、通し番号を使い、1-10,11-20,21-30,31-40,41-50,51-60となっています
    頻出度を表すA・B・Cは、FPK研修センターの基準をそのまま使用しています。過去10回分の試験で6回以上出題されている場合はA,4~5回はB,3回以下はCとなっています。ここでは参考程度にみておればよいとおもいます
    ・問題の種類に応じて色分けしています
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    資料2-テキストの章毎の出題問題数
    テキストのどの章の内容がどの位出題されているかを概観してください
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    資料3-テキストと出題問題の比較
    資料1の問題をテキストの章毎に分けて並び替えてみました。同じタイトルの問題は基本的に同じ内容です。これをご覧になるとどの問題が頻出度の高い問題であるかが一目瞭然でお分かりになるとおもいます。資格試験とは、同じ問題を多少形を変えて繰り返し出題されているのがよくわかります
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    この教材の弱点を敢えて言えば、難易度や法改正有無の記載がないか分かりにくい事ですが、講師が随時解説を加える事で補完していきたいとおもっています。
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    実技問題は学科問題と相違点が多いので次の章で分析をおこなっています。因みに難易度は、学科試験より易しいです。