ここでは実技試験の分析を行ってみました。スペースの関係で過去3回分のみの表示となりますが、更に3回分については下部PDFファイルをクリック下さい。先ずは「出題リスト」を概観ください。
上の出題リストについて説明いたします。
学科試験が知識の確認の為の試験であるのに対し、実技試験は実際の相談業務での対応力を試す問題です。但し実務の経験のない受験者への試験なのでレベルは相当抑えたものになっています(相談者が会社員か個人事業主で、会社経営者でないという設定になっています)。従って法人関係の設問がない分だけ、学科試験より実技試験の方がやや対応しやすいのです。
過去19回分の合格率は、学科が平均41.02%に対し実技は57.24%と高くなっています。
金財は実技試験が4種類あり、受験生がそのうちの1つを選ぶ方式で、FP協会のは1種類のみしかないので選択する必要がありません。金財の実務試験の問題数は全部で15問に対し、FP協会の問題数は40問と問題数が多い。FP協会の実技試験は出題範囲が広く、内容が浅いのに対し、金財は範囲が狭く内容が深くとなっています。概して合格率は金財よりもFP協会の方が高く、難易度はFP協会の方が易いといえます。
下の問題をご覧いただいたら一目瞭然ですが、学科問題が各科目3~4問出題されています。順番は学科試験とは違って、金融⇒不動産⇒リスク⇒タックス⇒相続という順です。学科試験と比べて、法人関係が出題されない分楽ですが、レアケースの問題も出題されますので過去問を多くこなしてどの問題が出されても対応できる用意しておく必要があります。(出題頻度を表す記号のABCの内、Cのついた問題が学科問題に比較して多くなっています。これは出題範囲が広範囲にわたっている事を意味します。)
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