2021年10月実施の3級講座(ZOOM講座)

前書き

 HPを通じて2名様から受講お申し出がありました。埼玉県さいたま市の方と京都府宇治市の方。従来は京都市に在勤しておられるか、又はお住まいの方だったことを考えると、リモートは非常に便利ですね。全国どこからも参加できますし、わざわざ登校する必要も無いので、通学時間ゼロですし、授業が始まる寸前にPCの電源をONにするだけですみます。日時も女性が参加しやすい日曜日の朝10時から12時に設定しました。

 一方においては、同じ生講義ではあるのですが、リアルなものと違って講師と受講者は小さなPC画面を通じてのみ接するという形になるので、授業の内容の訴求力が小さい。リアルな講義と同じ効果が提供できなくては,リモート講義は意味をなさない。色々な工夫をこらし、リアルな授業と遜色ないものを作り上げていくのが講師の仕事。今回で2回目の挑戦です。折角向学心をもって申し込んだのに、分かり難いとか単調で退屈と言われる事の無い講座を目指したつもりですが、結果はいかに?

 

授業風景

図1-事前に配布した講師作成の資料(当資料はHP掲載用に少々加工しています)

図2-13回目の「相続・事業承継」の授業のひとこま

 予め当日の履修範囲は受講者には知らされていて、受講者は前もってテキストで予習を行い、且つ問題集の該当箇所を演習実施した上で、授業が行われます。但しそれだけでは初学者の方にとって難しいと思われる箇所は、講師の方で補助資料を作成し事前にメールで配布しておきます。

 この場面は、p414-p419の6頁に亘り記載されている「各種(5種類)贈与税の特例」を一通り説明した後、講師がPCペンを使いながらまとめを行っている場面です。

受講者アンケート

Kさん・女性、埼玉県さいたま市

Nさん・女性、京都府・宇治市

講師所感

出席率も良く、休憩時間無しの2時間授業でしたが、終始真剣に聴いておられてました。「休憩無しでも大丈夫ですか?」と一度お伺いしたことがあるのですが、「大丈夫です」との返事。さすが資格試験を目指す人は違うなと感心しながら授業を行いました。

お二人とも社会人の方で、当コースが10月から12月までの3ヶ月コースだったのですが、最後の月の12月が仕事でとても忙しくて充分な予習復習が出来なかったようです。その分いつもより真剣に授業に耳を傾けられていたのが印象的でした。

会社・子育て・家事ととても忙しい受講者の方々が,講座修了後から試験日までの1ヶ月弱の間の受験勉強の頑張りに期待と同時に合格を祈念致します。